金賞

絆 F130
絆 F130

小学生の上の娘が書き初めで、銀賞をとってきました。
毎年お正月、静岡に帰省した際に、書道免許を持っている母に

一応教わって練習しているのが恒例行事のようになっています。
その成果が出るほど簡単なものではないと思っているのですが、

毎年のように金賞や銀賞をとってきます。
市の展覧会の出品の関係で、金賞が早めに決まるのですが、

今年は金賞でなくて、落ち込んでいるようでした。
私自身子供の頃の写生大会で絵を描いてる後ろに校長先生が来て、
「君の絵は金賞決定だ!」
と言われ、楽しみにしていたのに、

結果、銀賞で落胆したという記憶もあり
「毎年金賞をとれるはずがない!そんなことになったら他の人がかわいそうだろう。」
と励ましました。
しかし、よく考えてみると、本当に優れた作品が、常に賞をとるべきなのだと思い直しました。
それにしても、優れた作品とは?
陸上競技や球技の様に記録や点数によりハッキリと優劣が決めることの出来ない物事の優劣というものは、

少なからず審査するサイドの主観性や都合が出てしまう事が考えられます。

本当に平等で公平な事こそ難しく、崇高な事であり、相当な知性と良心を持った人たちにしか出来ないことなのでしょう。

○2020年東京オリンピックのエンブレムと、新国立競技場の件を思い出しました。
○紅白歌合戦の出場歌手について思い出しました。
○日本レコード大賞について思い出しました。
○日展の派閥化と賞決定の堕落について思い出しました。
○野球殿堂について思い出しました。
誰もが納得できる審査結果を出すことは本当に難しい事だと思います。